女子大生の会話から感じたこと

2025-02-04

アーリーリタイア生活 雑記

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FIRE民の僕は時々スタバで調べものをして過ごします。

先日の週末、いつものスタバで「墓じまい」や「資産の出口戦略」なんて終活関連のリサーチをしていた午後3時ごろ、僕が座っている横一列の座席(間隔が狭い)の右隣りに女子大生2人組が腰を下ろしました。

顔は見えませんが派手で立体的なネイルが僕の視界の端にちらつき、明らかに"今どきな女子”だと思いました。

そんな女子の会話が耳に入り、FIRE民として思うことがあったので、今日はそれを綴ります。

やり手な女子大生

語尾がやたらと「てかー、まじでウケるんだけどー!」というハイトーンな声が耳に入ってきたときは、うわぁ、なんでも「かわい~」の1フレーズで片づけてしまう系の今どきの女子か思ってしまいました。

ですがだんだんとやり手な女子大生だというのがわかりました。

どうやら就活をしている2人組で、エントリーシート、志望動機、自分の強みや弱みなど相談しあっています。

1人は営業系志望で広告業界の超難関D社や大手飲料メーカー、ほか大手企業を狙っていて、業界研究をして気づいたことを語っていました。

話し方こそ軽やかながら業界分析なんてやり手です。

ただ、、、やはりそのあたりが学生です。とりあえず名の通った企業をあちこち訪問し、そうした業界の動向という形でリサーチをしています。

もし女子大生が僕の娘で、就活相談をされたら、親の僕としてきっとこう答えるだろうか?と思いました。

でも業界分析をするのも良いけど、もっと本質的には「自分がやりたい営業ができる会社を見つけるなら、業界分析と並行して、営業のやり方(営業モデル)がどうかを考えたら?」と、まずは言うかもしれません。

業界研究に惑わされ過ぎ

僕もサラリーマン生活を送る中で多様な業種の営業職の方やそのやり方を接してきましたが、やはりB-B(法人向けの営業)とB-C(マス向けの営業)は大きく違います。

B-Bで「良い営業マン」になるには「人と仲良くなるスキル」と「組織構造を理解する知識」などが重要です。

相手企業の担当者と仲良くなって、競合他社にない自社の良さを理解してもらい、相手企業の組織構造や人的力学、意思決定者とその趣味趣向まで隅々人間も知る。そして自社の上の人間も担ぎ出しながら相手組織に食い込むリレーション力です。

でもB-Cだとがらっと変わります。

商材にもよりますが、極端には営業といってもオンラインで低コストで大量に効率よく売る。そのために膨大な販売データや顧客情報を読み解いて、誰に何が多く効率的に売れるかの複雑性を読み解くデータ分析力などです。

なのでB-Bのリレーション系というよりB-Cはデータサイエンスの世界に近いなど、営業活動も大きく違います。

こういった感覚は働いた経験のない女子大生にとっては想像しにくいものですし、やはりサラリーマンをすることでピンとくるものです。

自分も学生時代にこういった理解や思考などはまるでなかったのですが、でもサラリーマンをすればその違いや自分との相性や好き嫌いなどもわかってきます。

終わりに

結局、学生時代は社会人経験がないので、自分の進むべき道をどう捉え判断するか、それすら限界があるわけです。なので一通りサラリーマンを経験した人に聞くのが一番でしょう。

これをFIRE民の自分に例えるとどっきりです。

さっきまで終活関連リサーチをしていた僕にとって、一通りリタイア人生を経験した人にきくのがベスト・・・。

でもそれって既に終活をやり終えて天国に召された諸先輩方であって、さすがに霊能力もない自分が霊界諸先輩から助言を聞くことはできません。というか、助言が聴こえた日にはビビリすぎて、言葉は耳をつつ抜けて腰のほうは抜けるでしょう・・。

今回、そんな就活と終活に悩む者同士が横並びのスタバでのエピソードでした。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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