FIREをして後悔がないのか?を経済検証した

2024-12-28

経済的自由・FIRE

t f B! P L

FIREをしてから「会社を辞めて本当に良かったのか?」と考えることもあります。

時間的にも精神的にも自由を得たことから「お金で買えない価値」を感じています。

でもそうした「ふわふわした精神論」ではなく「計測可能な経済論」で見直してみることにしました。

今日はFIREの価値を経済面で評価して後悔の有無を考えたことを綴ります。

FIREの時間価値を「時給」で換算した

仕事を辞めずに働き続けていたらいまごろ2年半の「手取額」を得ていたわけです。

それと引き換えに得たのがこの2年半です。

そこで次の計算式でリタイア生活の「時給」を換算しました。

(手取り総額*)÷(2年半)=約1,000円/時間

*毎年2%の手取増加で2年半で得る金額

これを安いとみるのか高いとみるは個人的な価値観次第です。

時給1000円で自由を買い続ける価値

僕の場合、その時給1000円を払い続けることで「自由」を得られることになるわけですが、その自由という価値をブレイクダウンしたのが次の5点です。

① いつ寝ていつ起きるかも拘束されない自由

② 誰とつきあって誰とつきあわないかの自由

③ どこにいて何をするかも制限されない自由

④ 興味があることにとことん打ち込める自由

⑤ 仕事の責任・制約・評価から完全なる解放

「これらを毎時間1000円で得られることはお買い得か?」という設問にもならうわけです。

この時点で僕には「バーゲンセールでお得だ」としか思えません。

なぜならこれで得られる資産が大きいからです。

時給1000円で得られる資産

これら5つの「自由や解放」が生み出す「資産」として整理するとこれも次の5つになったと思います。

・平日を中心にした旅行によって得られた節約(経済資産)

・ストレスフリーな日々によって得られた健康(健康資産)

・仕事上の利害などが絡まない純粋な人間関係(人的資産)

・家族孝行や恩人への感謝などで得られた感謝(絆資産)

・自分の興味あることを追求して得られる物事(充実資産)

価値に見合うか?

こうして綴ってみるとやはり5つの資産は「仕事をして時給1000円というお金を貰うより大きい」と思えます。

そもそも僕にとってサラリーマンの頃の「繁忙期の旅行」は割高ですし、なんだかんだ「会社のおつきあい」という交際費もかかっていました。

そうした「コスト」が減ることで実質の時給1000円は減るわけです。

仮にこれが時給1000円相当としても、FIREをして給与収入を得られない「逸失利益」と、FIREをして得られた「獲得資産」を比較すれば、

「逸失利益<獲得資産」といった図式であると、その資産価値の高さを感じます。

でもこれは僕の「価値観」がそう感じることであって正解は個々人で違うでしょう。

終わりに

以上、そもそも時給1000円というのは最低低賃金みたいなものですしFIREで給与収入が入らない「逸失利益」はありますが、それを超えるFIREの「獲得資産」を感じます。

もちろんFIREから得られる価値はお金に換算できないものだとは思います。

換算できないのは、50代になってより「残り人生をやり残しがあって後悔したくない」という後悔リスクに敏感になっていることもあります。

「もやっ」としたFIREの価値も数値化しながら考えるとより実感が湧きます。

そして今の結論として「FIREを後悔することはない」と言い切れます。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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