先日、少しショックな出来事がありました。
リタイア後の定期的な筋トレや健康おたく習慣で、すっかりサラリーマン生活で失った「健康体や体力」を挽回したと思っていました。
ですがそれが大間違いだと、InBodyの数値を前に思い知らされました。
やはり感覚や記憶に頼らず数値での定点観測が大事です。
というちょっとしたエピソードを綴りながら自分への戒めをしたいと思います。
10年ぶりのジムでの出来事
以前通っていたジムに10年ぶりに行ってみました。
すると10年前と同じInBody(体成分分析装置)がありました。
InBodyは体重計のようなもので、裸足で乗って計測すると20秒ほどで部位別に筋肉量・内臓脂肪量・体脂肪量、基礎代謝量、体内構成成分(ミネラルやらタンパク質やら)、腹囲等を測定できる体組成計です。
この1年間は毎日のトレーニングをしていたので(それまで週2、3日)さぞかし数値はサラリーマン時代より良いだろうと期待しました。
帰宅後、自宅にて保管していた10年前のプリントアウトを探し出し比較すると、なんと明らかに数字が劣化していました。
10年前に完敗
自分の記憶では10年前といえば、公私ともにかなり辛い時期を超えた後ぐらいだったので、新たにがんばろうと気力・体力とも復活しかけた間もない頃です。
なので体力数値はしれていると思っていました。
ですが体重は今より約4キロ少なく体脂肪率とかも良好です。
具体的には、
①BMI
(昔)22.5(今)23.9
→今は体重が増えている
②体脂肪率
(昔)11.2%(今)14.0%
→今は無駄な脂肪が増えた?
③基礎代謝量
(昔)1648(今)1681
→今は数値が高くて良いことだが単に運動後の測定だったからか?
④腹囲
(昔)75(今)77.8
→腹周りが増えている・・
⑤筋力
BMIx体脂肪率のチャートからも今一歩という感じです。
先日使ったInBodyのフォーマットは変わっていてわかりずらいのですが、当初の結果(下図)に照らし合わせると今の数値の悪さが明確です。
数値を前に悲しいサガ
こうして数値を前にすると自分の逃げ場はありません。
加齢があるとはいえ、毎日の運動で十分に体力をつけていた気にはなっていたので、改めて「ストレスあったサラリーマン時代より体力も健康度も上回りたい」とは願ってしまいます。
ということで先日からムキになってジムでの運動量が自然増という悲しいサガが出てしまいました。
まあそれでも、ついついランチ後にアンパンを食べたり、ビールのかわりにノンアルビールを飲んではいるものの芋ケンピを食べるようではダメなのかもしれません。。。
BMIとその後10年間の死亡率との関係
さて、BMIの数値とその後の10年間における死亡率との関係について、高齢者を対象に実施したある調査がありました。
そこで興味深い事実もみつかりました。
男性では「BMI23~24.9が死亡率が低い」というものです。
*女性は19~20.9でした。
やはりBMI23を目指そうと思います。
(出典:「理想的なBMIは22」は本当? 死亡率と微妙なズレ)
終わりに
InBody数値で示される結果は疑いようがなく、やはり「やらねば」と思ってしまいます。
数値というものに敏感に反応してしまう、悲しきサラリーマン脳の残存かもしれません。
それより残念なのは「これからビールの美味しい季節、なんでこのタイミングでパンドラの箱を開けたのか」という点です・・。
まあでも何より重要な健康のためなので10年前の各数値を目指しつつ、BMIは23を切るぐらいを維持する目標感にしていこうと思っています。
良い年をしたリタイア民ではあるので、ほど良いペースで数値とはつきあっていこうと思います。
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