非力アーリーリタイア民の僕がアウエィで得たもの

2024-03-06

アーリーリタイア生活

t f B! P L

このところ経済・投資に関連するセミナーや異業種交流会(怪しくないもの)に参加しています。

そんな場は僕にとって完全に「アウエィ」です。

語学教室などのカルチャー系な習い事は、僕と同じ「リタイア民」も多かったりします。

年齢層も高めで、のどかで平和です。

ところが経済や投資関連の異業種交流会は、現役サラリーマンがうじゃうじゃいて、そんなコミュニティーでは「非力なアーリーリタイア民」の僕は、立ち位置が少し難しかったりします。

今日はこうしたコミュニティーで非力アーリーリタイア民として僕がどう対応しているかを綴ります。

上の世代が混じるリタイア中心コミュニティー

語学学校は定年リタイア民も多く参加しています。

そんなクラスに通う60代後半から70代の人たちは「勉強をすることで脳の刺激になる」とか「外出するきっかけになる」といった前向きな人たちが参加しています。

そんな定年リタイア者にとて、若干、「アーリー」なリタイア民なる僕は、同類ながら変わり者なる立ち位置です。

そんな僕に問いかける疑問は定番の「兄ちゃん、若いのにもう仕事辞めちゃったんだねえ、一体、家で何して過ごしてんだい!」です・・。

例の「説明が難しい」という案件です。

最も楽にかわす方法は「ネットでちょろっと仕事してますよ~」ぐらいな感じで言うことです。

すると「ネット苦手意識」があるせいか「ネット?わからんねぇ~」で終わってしまい突っ込みは受けません。

受けがよいのは旅行ネタです。

この話題は大好物すぎてパクパクと食されて大変です。

そんな元気な人たちとは教室の後に気軽に飲みに行くなど、こちらも気兼ねせずにいられるコミュニティーで、居心地は悪くありません。

今後、旅行ネタからもう少しアップグレードしたいところではありますが。

バリバリ感のある現役リーマンコミュニティー

一方で、経済・投資に関連するコミュニティーでは、完全リタイア民の僕はかなり立ち位置が微妙です。

そもそも「社外にも人脈を広げたい」とか「ビジネス接点を広げたい」といったサラリーマンや独立起業したイケイケな人が多く参加しています。

そんな人にとって「完全リタイア民」の僕は「ビジネス界から離脱した民」でしかありませんし、どう接していいかわからない異星人みたいなものです。

僕もそういう困惑した空気感に触れると「アウェイ」と感じてしまいます。

でもそんな「何じゃこのおっさんは?」と思われた瞬間は、それを逆手に「独自のポジション」をうまく出すのが、かなり重要だったりします。

アーリーリタイアのポジショニングについて

アーリーリタイアをどう説明するとベター(相手にとって価値ある情報や気づきになるか)は、かなり幅広です。

「早く会社を辞めたい」といったサラリーマンにとっては「アーリーリタイア」は食いつき易い話題です。

ですがバリバリ現役リーマン族にとは、それは「変わり者」でしかないので、良くも悪くもその「レアさ加減」で面白さを出すことが必要です。

ちなみにリーマン同士の会話を観察していると、まず、名刺を交換して会社名や部署名をお互いに名乗ります。

そして「御社は株高で絶好調ですねえ~」なんて持ち上げつつ食いつきの良い話題にすぐに入ります。

そこから個人(社員)としてどんな立ち位置で仕事していて「円安で大変」だとか、共感できる共通項を見つけて話題が広がります。

それが見つかるとホッとしたように「じゃあまた後ほど」となるのが流れです。

ですが「会社」というアイデンティティーを捨てている僕にはこのアプローチは使えません。

「元xx」みたいな会話もできますが、それはもう自分でもありませんし、そんな看板に頼って話題を出すのは親離れできない「へなちょこコゾウ」のようでイヤなのです。

なので会話のポイントは「非力なアーリーリタイア民」という「個人」であってあえていえば「面白そうな奴」といった軸になってしまいます。

面白そうな完全リタイア民

そんな少しばかり「面白い生活を送っている変な奴」を醸し出すには、どうやら3つのジャンルから具体的に話しを切り出すのが良いようです。

それは、

①守り優先のサラリーマンを脱してちょっと無茶ぶりな人生経験を積みだしたこと

②定年まで働くと人生の機会損失が大きいと気が付いたこと(実際そうであること)

③好奇心とこだわりが強いこと

で、少しピンポイントで具体的に話します。

イケイケなリーマン人にとっても心のどこかで「このままでいいのか?」とか「人生でやりたいこともあるんだよなあ」という疑問を持っている人も多いものです。

そんな疑問の解には直接ならずとも、型破りだとか発想が斬新だといった「面白い奴」(変わった奴)なるリタイア民と思ってくれると、ちょっと情報交換しましょうよ、となったりします。

経済とか投資、ビジネスってジャンルは世代や属性が違っても関わりあるテーマですし、イケイケリーマン同士とは違った立ち位置で、かえって良いのかもしれません。

終わりに

会社も肩書きもない個人となってつくづく大事と思うのが「個性」です。

そもそもアーリーリタイアをしていることで、リーマンからすると「個性的」に思われます。

型を破る発想や行動をするリタイア民だとなおさら「面白い奴」となります。

そんな「この人はどこか普通じゃないから少し気になる」とか「何をしでかすかわからない面白さがある」なんていう個性がリタイア人の僕は持つべきかもしれません。

結局のところ名刺交換で接点が強まるよりも、

定年リタイア者だ、サラリーマンだ、完全リタイア民だ・・という属性は関係なく、好奇心とか個性が接点を作る

といったことが、最近、アウエィに足を運ぶなかでの気づきです。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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