アーリーリタイアの進化-2024年の抱負

2024-01-01

アーリーリタイア

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2024年を迎えるからといって改まって高い目標設定をしません。

ですが目標ではなく抱負は持っていて、それは「楽しいことで満たす」というものです。

今日はこの「楽しいことで満たす」という抱負について綴ります。

「楽しいいまを求める」という功罪

まず、抱負として掲げる「楽しいいまを追求する」に不快感を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

それは「今より将来に備えること」や「楽しいより苦難から学ぶこと」を良しとするアンチ・キリギリスなる考え方から来るものだと思います。

もちろん童話のなかのキリギリスのように、目の前の欲にまみれて享楽的に過ごし、その結果、将来の時点で「助けてくれ」となるのは論外です。

でもこれは「計画性のなさ」に問題があるのであって「享楽的な生き方」とは別です。

どうも「アリの生き方は最高」なる労働価値観に支配されているのか、問題の本質を取り違え、享楽的な生き方を拒否する感情論に安易に走りがちな気がします。

「目標設定をしない」という功罪

もう1つが目標設定をしない生き方で、これをズルいとか緩いと感じる方もいらっしゃると思います。

受験戦争からサラリーマン生活までずっと「目標を持たない限り目標(夢)は達成されない」といった目標至上主義が当たり前なる価値観で生きてきたからです。

確かにその期間は目標設定が重要で、目標なくして強い心は生まれないと思います。

ですがそれをリタイア生活に持ち込む必要があるのか?ということです。

少なくても僕にとってリタイア生活は「いまを大事に生きる」を最優先したいと思っています。

それはサラリーマンの頃の「将来のための成長志向」を捨てるということです。

成長志向とは①目標(理想)を定め、②その理想と現実のギャップを認識し、③ギャップをいかに埋めるかを計画実行する(=埋めるプロセスが成長であり時間経過である)という「引き算から生まれた人生を歩むこと」です。

そうではなく、リタイア人生では「今という100をいかに120なり150にするか」といった「足し算から生まれた人生を歩むこと」に価値観も感性もシフトしたいからです。

そのためにも「固定観念や確固たる目標は捨てることでこそ今の「好き」とか「楽しい」という自分の感性や直感に敏感になれる」という「ネオ解放主義」を実践したいと思っています。

なおこれは2023年の「目標設定の功罪」として気づきがあって記事にもしたことです。

リタイア後は「目標を持たない生き方」が良い3つの理由

終わりに

今年のアーリーリタイア生活は少しだけ進化をした「足し算人生」を送ることで、

キリギリスより計画性を持ち、アリよりも偶発性のある人生を歩む。

となると良いなと思っています。

そんな抱負を持って、ゆるくあたたかく生きるセカンドライフを過ごしてみます。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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