リタイア生活において「忙しい」という人と「暇だ」という人に大きく分かれると思います。
僕は独身で完全リタイアという立場ゆえ「自分時間」はかなり多いです。
それにも関わらず「忙しい」という部類に入ります。
今回、その理由を考えてみました。
結論は・・「掘りまくる」という性格的なものから来ると思います。
今日はこの「掘りまくるゆえに忙しい」について綴ります。
趣味の旅行は事前調査を掘りまくる
旅行はなんだかんだ月1は出かけています。
旅行といってもツアー会社のパッケージではなく、個人手配で旅をします。
ツアー会社のパッケージなら、気に入ったツアーを申し込むだけで全て段取りが組まれてます。旅行の組み立ても少なく事前調査もさほどありません。
ですが自分で個人手配旅行をすると、手配する工程から観光まで相当の手間や時間がかかります。
①ロジの手配(航空券+ホテル+レンタカー)
ロジを手配するときは、リタイアで時間の融通がきくことを活かし「旅程が最も安くて時間配分も有利」となる枠を確保します。
具体的には、
・〇月〇日~〇月〇日という格安で航空券を取れる日程を3つほど選ぶ
・その日程で手配できるホテルやレンタカーをざっと調べる
・その「航空券+ホテル+レンタカー」の組み合わせで、最も安くて移動時間や現地滞在時間が有利なものを選んで手配する
をします。
もちろんこの過程でホテルはレビューもみてじっくり選びますし、どこをどう観光するかも考えながらホテルのロケーションも決めます。
手配をするだけで数時間は軽く要してしまいます。
②観光プランの検討
観光プランは、誰もが行くルートを表面だけ見て周ることは避けたいと思っています。
それゆえ訪問する季節や時期をふまえ、その土地の名物なるイベント、季節の催しやお祭り、現地でみれるお花(例えば紅葉)など徹底的に探します。
食も大事なので、現地の人が紹介する「観光地化されていないお店」で「旬の食べ物」なども調べます。
これらの調べものもまた相当の時間を要します。
こうして旅行だけでも、事前調査や手配だけで相当の時間を費やします。
だからと言って、計画は現地で変えることもあるので、結果的に活かせないこともあります。
こうした調べる過程が楽しい部分でもあるのでしょうね。
映画をみたって事後で1日は潰れる
映画をみても同じです。
映画って、チケットを買って、その映画をみて「あー楽しかった」で終わるだけなら、せいぜい拘束時間は「映画時間+移動時間」です。
でも僕はハマりやすい性格からか、事後、まる1日はつぶれます。
それは、疑問の残るエンディングであったり、意味深なシーンであったり、綺麗な風景なりランドマークがあると猛烈に調べるからです。
例えればキリないですが、映画「インセプション」のラストシーン。
コブ役のレオナルド・ディカプリオが映画内で「夢か現実かの判断に使うトーテムのコマ」が出てくるのですが、それが回りつづけるか(回る=コブはまだ夢の中に居る)、あるいはコマが止まる(=現実世界で我が家に帰っている)かなど、映画で結論を明示しないまま微妙に終わるので、結論なんて「みた人次第」です。
が、ついレビューサイトで意見をみたり述べたり、人の観察や監督の意図をあれこれ調べてしまいます。
そんな疑問や謎を放置できず掘り下げて調べたり考えたりするので時間もかかります。
また、ストーリーだけではなく、役者として魅力的だったりしたら、どういった経歴かを調べたり、別の映画に出ているなら、それもみたりと、1つの映画から芋づるで計画が生まれます。
他にも、映画のシーンをみて「ここに行きたい」と思って調べては旅行したりも多々あります。
こうして1つの映画をみても、なんだかんだ深堀してネットで調べたり、他の計画に飛び火するので、時間や日数を費やせば、計画が途切れなく続きます。
終わりに
リタイア生活の充実さにかかわる「趣味」に対して、受け身に楽しむのも、能動的に楽しむのもあります。
楽しみ方は人それぞれです。
僕は、暇つぶしというより好奇心で忙しくなってしまいますが、それが苦痛でもストレスでもなく楽しめているので、悪い習慣でもないと納得できています。
こうした「趣味の能動化」を皆さんそれぞれのジャンルで意識的にやってみると、リタイア生活もまた変わってくるかもしれませんよ。
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