日々の小さな出費をやめ老後資産2000万を作る”習慣の断捨離”という考え方

2023-01-03

倹約 投資

t f B! P L

最近は何を買っても物価が高いと感じます。

3年程前に読んだベストセラーの“The Latte Factor“をふと思い出しました。

その本には「一見たいしたことない小さな買い物でも、それを毎日続けることは大きな機会損失(大きな資産を作るチャンスを潰す)」というレッスンが語られています。

タイトルのLatteというのは、スタバのラテのことです。

物価高の今だからこそ、こうしたレッスンを実践するのも良いかもしれません。

スタバラテの計算式

例えば、平日ランチの後、週末も1日1回はスタバに立ち寄りスタバラテ(TALL)を買うと455円/日がかかります。

月間で455x30=13,650円の出費となります。

実は、ラテは何気ない習慣で買っているだけで、その習慣を辞めることができるならば、そこで節約する金額相当を投資に回せます。仮に、月13,650円を積立投資にまわして5%の複利で運用したら、40年後は約2000万円(税引前)となります。

30年であれば1000万円程度が期待できます。

必ずこうなるという意味ではなく、1000万円とか2000万円になりうる可能性の資金(機会)ということです。


日々の小さな出費を節約することの意味

スタバのコーヒーがダメと言ってるのではなく、自分がさほど大切・必要と感じないものへの習慣的な出費を辞めるということです。

出費を辞めて、自分にとってより大切なことに回すのです。

例えば、「老後を少しでも豊かに(40年後は2000万円プラスの資産で)過ごしたい」とか「1日でも早くリタイアしたい」といったことでもかまいません。

価値の低いところから高いところに支出・貯蓄をシフトさせるのです。

スタバのコーヒーに限らず、コンビニのジュースでもなんでも対象はかまいません。

そして、実際に皆さんの状況に応じて「xx年後」という基準点を作っておけば、いま△△円を節約することで、自分の目標地点のxx年後には、〇〇〇の資金ができている、という投資換算の習慣を持つのです。

僕が実施した習慣の断捨離

この本が出版される前から僕が実施した習慣の断捨離は次のようなことでした。

・会社に自宅で煎れたコーヒーを水筒に入れて持っていくこと

・会社に弁当をもっていくこと

・缶ビールなどはコンビニではなくスーパーで買う

なお、自作のコーヒー&弁当は、実際に会社生活で15年ほどやっていたと思います。

その出費が1500円/日で、月20日の営業日があれば、月間で1500円x20日/月=3万円を節約してきたことになります。

それを積立投資で運用(5%程度の成績)でやっていれば、15年間で800万円の資産形成につながっていたはずです。原価を除いても、リタイア資産の500万相当部分は、こうした取るに足らないコーヒーとお弁当から作られたと思います。

なお、こうした小さな出費もそうですが、大きいものとしては住宅ローンの見直し、通信費は格安SIMにする、無駄なサブスクの解約するなどはずっと以前にしました。

終わりに

習慣を見直して断捨離するとことで、自分にとっては無くてはならない大事なものにしっかりとお金をかけ、そうでないものは切り詰める、というメリハリをしていくのです。

すると、資産に変わっていくだけでなく、自分にとって大事なものや大事なことの体感密度も高まり、より良さを実感します。

自己紹介

2022年3末に大手IT企業を退職し「自由で楽しい完全リタイア生活」を実践中。趣味、投資、リタイア等の気づきを発信し経済的・精神的に豊かなFIREを応援します。

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