アーリーリタイアをして後悔がない2つの理由

2024-07-06

アーリーリタイア生活

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アーリーリタイアをして丸2年が経ちました。

この節目に、アーリーリタイアをしたことについて後悔したことが無かったかを振り返りました。

結論からいうと、これまで一度もアーリーリタイアを後悔したことはありません。それどころかもう少し早くリタイアしても良かったとさえ思います。

このように肯定的に捉えるのは2つの要因によるものです。

それは、①2つの人生の比較②現在の人生での失望、です。

今日はこれらを綴ります。

2つの人生の比較

アーリーリタイアした人生を後悔するか否かは、2つの人生を比較することから始まります。

2つの人生とは、アーリーリタイアをしている「今の人生」とサラリーマンとして働き続ける「別の人生」です。

その2つを比較をして「やっぱり別の人生(サラリーマン)が良かった」と後悔する可能性があることです。

おそらくサラリーマンでいることが苦痛だった方には「今の人生>別の人生」となってリタイアに後悔はまるでないでしょうし、むしろ相対的に幸福さを噛みしめると思います。

ですが僕の場合、サラリーマンでいることが大きな苦痛ではなく、それどころかお金を貰いながら楽しめる面があったと言うのが正直な感想です。

なので「リタイア生活より仕事をしているほうが良かった」といった「今の人生<別の人生」なる感覚を警戒はしてました。

ですが実際には一度たりともそう感じることがありませんでした。

50代でのリタイアという年齢のせいか、会社に残る道を選んだところで「広がりも伸びしろも少ない」という「閉塞感」を感じていましたし、一方でリタイア生活は大きな「解放感」を感じるからです。

リタイア後の解放感は、物質的な贅沢のことではなくて精神的な充足です。

自分の時間が十分にあって、どこで誰と何をするも「自由」という解放感です。

そんな解放感がリタイア直後の短期的なものかと思いきや、実はいまだに色褪せずに解放感を感じ続けています。

物質的な解放ではきっと慣れてしまうでしょうけど、やはり精神的な解放感は心に留まり続けていますし、そこから感謝の気持ちも生まれたりしています。

それがリタイアをして後悔しない1つ目の理由です。

現在の人生での失望

もう1つ、アーリーリタイアを後悔していない理由は「リタイア人生での失望がまるでない」というものです。

失望となるパターンはよく知られているところで「暇」、「孤独」、「世間体が悪い」、「後ろめたい」、「マンネリ」、「お金の不安」、「向上しない」、「家族との関係」などです。

こうした面で「思っていたリタイア生活では無かった」といった「期待値>現実」なる失望が起こることです。

まあでも、よほど焦ってリタイアをしない限り、サラリーマンのうちに自分をしっかり見ていれば、この殆どは事前対処できると思います。

なぜならこれらの問題は経済的な見通しの甘さや、自分の感情の想像力の不足、あるいは家族を持っている方などはコミュニケーションの欠如などに原因があるものです。

自分自身が甘い見通しを立てやすいのか等、自分を客観視できれば、それをもって判断に自己補正をすればある程度は対処できるからです。

もちろんリタイアしないと正確なるものはわかりません。

例えばリタイア後の生活費であったり時間の多さや単調さへの反応など、経験しないと分からないことはあります。

それでもいざのためのPlanBなり対処策は持てるはずで、それによって失望や幻滅だって避けられるはずです。

リタイア後のリアル

なお、リタイアをしてからこの2年間、そもそもリアルの生活は追い風だったとは認めます。

リタイア後は資産が目減りする想定だったものが経済環境が良くて横ばいであったり、サラリーマンの頃よりも想像以上に心身の健康状態が高まったりなどです。

また、やりたいこと・やるべきことが尽きないのも幸運かもしれません。

こうした追い風でなおさらサラリーマン人生との比較でも、今のリタイア生活での失望なども感じずらい背景にはなっていると思います。

終わりに

以上、アーリーリタイアをしたことについて何ら後悔する点がない理由について述べてきました。

今のリタイア生活はサラリーマン生活と比較して「より良い」わけですし「失望もない」のです。

「仕事から離れられた」という解放感よりも「自分の意思で自由にものごとを決められる」といった精神的な解放感が高く、今もずっと「肩の荷がおりた」と気楽に感じています。

これは若い年齢でのリタイアではなくて50代でリタイアをしたことで得られた経済的・精神的メリットも大きいのかもしれません。

もちろんその分の「長く働いた人生だ」という犠牲があったわけではあります。

やはりアーリーリタイアで後悔するかしないかは「辞め時」というタイミングも大きいのでしょうね。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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