理想的なFIRE生活と感じる起床から2つの行動

2024-03-24

アーリーリタイア生活

t f B! P L

完全リタイア生活を2年も送っていると「自由」が当たり前になってしまいがちです。

そんな反省から今の日常を見つめ直しました。

すると起床から2つの行動習慣が「自由で理想的なFIRE生活を送れている」と実感させること思いました。

今日はそんな「2つの行動」を綴ります。

目覚めの行動

リタイア後は自分で真っ暗な寝室のドアを開けて1日の始まりを迎えるという行動習慣が自由を感じて嬉しかったりします。

なんてことはない行動ですが理由があります。

まず、サラリーマンの頃といえばスマホのアラームを目覚ましに起床していました。

ですがビビりな僕はそんなスマホだけでは不安で、寝室のドアを開けっぱなしにして、朝には表から明かりが入るようにして寝ていました。

季節によりますが、朝6時頃は部屋が明るくなってくるので少し目が覚めます。

「まだ6時か、あと1時間寝よう」とアラームが7時に鳴るまで二度寝をする状態で半ば遅刻を防ぐ、そんな仕事中心の防衛行動でした。

ただ当時、二度寝で深く眠ってしまうとふと「しまったスマホが鳴らずに寝過ごした・・」とビビって飛び起きるのですが、そんな時に限ってスマホは「6:45」を指していたりします。

「ああ・・15分損した」と快眠も犠牲に早く目が覚めた残念さで朝が始まるのです。

今にして思えばこれは「体内時計君」が僕を起こすのか、あるいは「スマホ君」が僕を起こすのか、奴らは僕の知らないところでそんな競争をしながら愉快犯となって高みの見物でもしていたのでしょう。

悲しいことは、そんな形で僕の体内時計は会社に行く前から(しかも睡眠中から)競争社会に晒されていたわけです・・・。

さて、完全リタイアした今はスマホの目覚ましもセットしません。

なのでスマホ君のテクノロジー指示も受けませんし体内時計君もすっかり寝室のドアが閉まっているのでスヤスヤといつまでも爆睡しています。

そんな競争社会外にいる「今の自分」は存分に寝たうえで起きだします。

そして寝室のドアを「ガチャ」っと自分の手で開けて差し込む明かりから「今日はいい天気だ・・ラッキー!」と得した気分になったりしるのです。

手回しのコーヒーミル

そして朝起きてからコーヒーをいれます。

サラリーマンの頃はコーヒー作りも手抜きでした。

コーヒーメーカーにお水を入れ、市販のコーヒー粉をセットし、ボタン1つでコーヒーができる、そんな「自動」に甘んじながら自分は会社に行く準備をします。

出来上がるコーヒーも気持ちが入っていない、どこか「冷え切った夫婦」だった昔を思い起こさせます。

朝から暖かいコーヒーでホッとするような悲しいような複雑な気持ちになります。

それが完全リタイアした今は習慣も変わり「脱・自動」でコーヒーを準備します。

冷凍庫のコーヒー豆を取り出し、手動ミルに入れ、グルグルと手回しで豆を挽きます。

ガリガリっという感触がだんだんとスムースに大人しくなる手ごたえから「こいつ、なかなか素直で良い子じゃん」と愛情を育んでしまいます。

円錐形のドリッパーにその挽いたコーヒー粉を入れ、専用のコーヒーポットでゆっくり”の”の字を書くように注ぐと、フワっと濡れたコーヒーの粉が浮き上がって息を吹き返すような反応がまた良いのです。

注ぎ口が太い普通のポットではお湯がガバっと勢いよく出てしまって雑味が入るので、こうして丁寧に入れるとコクや苦みを含む「大人」な奴ができあがります。

会社員時代はいくら丁寧に”の”ではなく「頑張って」の”が”を注いで部下を育てても、コクのある仕事ぶりはしてくれません。

まあそういう自分も上司からは雑な仕事の変態野郎だったかもしれませんから、人の事を言える立場ではありません。

ですがリタイア後の朝はシンプルにやったことの結果が戻ってきます。

こんな一杯の美味しいコーヒーをいれるだけでサラリーマンの頃にはない「心の豊かさ」を感じることができるようになるものです。

終わりに

以上、なんてことはない朝の習慣ですがさしたるコストも時間もかけずにやれることです。

こうして1日が始まると「理想的なFIRE生活だ」と感じさせてくれます。

でも本当のところ、理想というのは、真っ暗な寝室のドアを自分で開けるなんていうよりは「朝起こして欲しい女優NO1」の深田恭子に笑顔で起こしてもらうことですが・・。。

それが実現するのは夢の中だけですね。


ランキングも参加してます。この記事が参考にりましたら「いいね」をいただけると励みになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログを検索

QooQ