このブログは、FIRE後4年間の記録を残し、2026年4月に更新を終了しました。
当時の記事を読み返し、書いていた頃には気づかなかった変化や、FIRE5年目になって捉え方が変わったことを【終了したブログの後日談】として残しています。
今回取り上げるのは、FIRE後の「会社員には戻れない」という心理についてです。
「会社員には戻れない」と書き続けた4年間
FIRE後、旧ブログで何度も「もう会社員には戻れない」と書いてきました。
40代後半でFI(経済的自立)を達していたものの、後悔がないところまで会社員生活を続けたいと思い、退職を数年間先延ばしにしていました。
だからこそ、最後の出社日には、会社員人生に後悔や未練はなく、もう戻ることもないと思っていました。
そんな「会社員には戻れない」という感覚を生み出す理由が、FIRE後、さらに変わっていったことに気づきました。
FIRE直後は会社員生活の制約から解放されたことが大きかったのですが、次第に、仕事に向かう動機そのものが薄れていきました。
その変化を整理してみると、「会社員には戻れない」と感じる理由は、FIRE後の自分自身の変化とともに、5つの段階を経ていたことが分かりました。
最終的に、会社員に戻るインセンティブ(動機)の弱まりと、FIRE生活の居心地良さを手放すコスト(犠牲)の二軸によって、ますます「会社員に戻れない」となったのです。
この変化はNOTEの記事で詳しく振り返っています。
【FIREのリアル】FIRE後、「会社員には戻れない」と感じる理由は4年間でどう変わったか
では、FIRE後に働くことは失敗なのか?
一方、FIRE後に再び働く人を「FIRE失敗」と評価する声もあります。
しかし、働く理由もFIREの目的もさまざまです。
資金不足を補う人もいれば、仕事に新たなやりがいを見つけて働く人もいる。仕事からの解放を目的とする人もいれば、やりたいことをやるためという人もいる。
それに、「FIRE後、人は変わるもの」と、自分自身の経験からも考えるようになりました。
それゆえ、FIRE後に当初とは違う選択をしたというだけで、成功や失敗という枠組みで見る必要もないと感じます。
この問いについては、NOTEの別の記事で考察しています。
【FIREの争点⑧】FIRE後に働いたら「FIRE失敗」か?
5年目のいまの感覚
FIRE5年目の今、僕自身は「会社員には戻れない」と考えることもほとんどなくなりました。
戻るかどうかを意識するより、今の生活で興味を持ったことを試し、経験を重ねるうちに、また次の楽しみが見つかっていく。
そんな日々が自然になるなかで、なぜFIREしたのかという過去の判断を振り返ったり、以前の自分に戻りたいと思うこともなくなりました。
過去の自分との比較より、これからの自分に関心が向いている。FIRE5年目の今は、そんな感覚です。


