2022年3月末にアーリーリタイアをしてから、ほぼ1年が過ぎました。もう現役時代が遠い昔のように感じます。
リタイア後の半年は、退職関連の手続きや新しい生活の立ち上げで忙しい日々でした。
その後は、徐々にリタイア生活でやりたかったことに着手。1年たった今では、やりたいことを次々と手掛け、自由を満喫できる理想的な過ごし方ができています。
アーリーリタイアによる生活面での変化
リタイアから1年もたつと働かない日々が当たり前になります。
そういえば、すっかり仕事の夢も見なくなりましたし、仕事をしていた頃のことが頭によぎってもどこか「異次元の世界」のようです。
仕事をしないことで怠惰な日々を送るのでは?と恐れていましたが、実際、就寝や起床時間が崩れて生活リズムが狂うといったこともありません。きわめて健全です。
そうした生活を送れている理由は2つあります。
1つは現役時代よりも運動時間や睡眠時間が増えたことです。
やはり適度な運動やストレスがないことは、快眠にもつながるのだと思います。
もう1つは、単調な日々にならないように新しい刺激を得るようにしていることです。
刺激といっても、旅行、写真撮影、新しく始めたスポーツ(スカッシュやゴルフ)、興味や関心のあることの資格取得(船舶)、語学を学ぶなどです。
現役時代に仕事に費やしていた時間を、こうした自己投資に振り向けているので、健全な日々が送れています。
ただ、気が付くと、当初の収支シミュレーションで想定していたよりは出費が増えています。
リタイアによって時間が増えて、買い物上手、倹約上手になった部分もありますが、それを上回る想定外の支出があるのは少し要注意です。
アーリーリタイアをした心境面での変化
心境面でも、ストレスが少なく、時間的に余裕のある日々に、すっかり慣れてしまった気がします。
リタイア直後は自由な時間が新鮮で、街を歩くだけでも街並みや季節の変化が目に留まり、なにかと感動できていました。
ただ、そうした感動にも慣れが出てきたのか、いまは「10年後にもできるような散歩より、いましかできないことをしたい」という「欲」が出てきました。
それが、新しくはじめた「活動量の多いスポーツ」や「記憶力が落ちてからでは難しい資格や勉強」といったものです。
この「欲」を追い求めると、ますます「仕事には戻れない」という気がします。
主観的ですが、仕事では成果を出すためのアウトプットが80で、それをやり遂げる過程で得られる新しいスキルや経験というインプットが20、といった感覚でした。
いまはそれが逆転し、80はインプットに費やしています。
新鮮なインプットで満たされるリタイア生活にいると、アウトプット軸の仕事への意欲が薄れます。
サラリーマン時代のように、新鮮なインプットや発見が少ない毎日は、時間が勿体ないように感じます。
実際、リタイアした今は、新しく興味を持ったことを始めると、新しい刺激を受けて気持ちも充実します。
すると、さらに新しい何かを求める。そんな循環が定着し、次々とやりたいことが出てきています。
それがサラリーマンに戻れないと思う理由です。
終わりに
リタイアして1年。
リタイア生活にも少し慣れ、「新鮮な体験欲」があふれてくる時期なのかもしれません。
そんな欲をお金でかなえられるのも、幸運なことだと思います。
人間にとって「単調な日々」は、現役かリタイアかにかかわらず、最大の敵なのかもしれません。

