【価値の視覚化】FIREによる「住む場所の自由」の価値

2023-08-29

アーリーリタイア生活 経済的自由・FIRE

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FIREや定年退職を機に田舎や海外へ移住する人がいます。

サラリーマン時代は住む場所の制約も多く、居住地の決定は、職場への通勤、親の居住地、子供の学校、慣れ親しんだ場所といった条件で決めがちです。

FIREや定年でそんな縛りから解放されると「好きな場所に住みたい」と思うのは自然です。

今日はそんな「好きな場所に住む自由」という価値をビジュアル化したいと思います。

住む場所の自由に対する肯定・否定派

僕はリタイアをして住み慣れた東京で生活をしています。

ですがいずれ東南アジアや沖縄等々にプチ移住や長期滞在したいと考えています。

といったことを友人に話すと2つの意見が出ます。

(肯定派)

「僕も〇〇が気に入っているからリタイア後に長期滞在をしたい」と賛同するグループ。

(否定派)

僕は住み慣れた場所から離れたくない」というグループ

なお、人それぞれ興味関心は違うのが当たり前で、住む場所なんて、本人が良ければそれで良いのです。正誤も優劣もありません。

ただ傾向はあります。

肯定派は(僕を含め)過去に各地で居住経験があり、否定派は生まれた故郷を離れたことが少ないという点です。

つまり「好きな場所に住みたい」と思うか否かは、過去の、知らない土地に引越して順応する経験の有無や、土地勘などが大きく影響します。

それを居住経験値と呼びます。

住む場所の自由を引き出す居住経験値とは

さて、居住経験値は、転勤/引越経験で培えるものですが、具体的にはこうなります。

・転勤先の土地やその周辺地域に住み慣れ、精通している

・新しい環境に溶け込む順応力がある

・転勤先で友達がいる

・引越しや生活立ち上げの経験値がある

・家具を多く持たない(→転勤が多いと身軽な人も多い)

つまり、新たな土地に順応する能力や土地勘、人脈、適正などの資産です。

居住経験値が豊富だと、それだけ「好きな場所に住んで豊かな生活をしたい」という欲も強くなるものです。

好きな場所に住む価値-僕の場合

僕自身、会社の転勤で転々としていたので居住経験値は蓄積されています。

さらに、過去に住んだ場所を中心に周辺場所を旅行する経験(以下の図の円)があります。

その時にインスプレーションがあった場所や、結果的に、その円の中をどの程度知り尽くしているかは、住んでいたときの年齢や年数、家庭状況で違います。

同じ円ですが、子供の頃の居住経験ゆえ薄くて物足りないところは大人になった今、もう一度住んでみたいとか、そもそも円でカバーしていない空白地帯は住んでみたいという計画につながっています。

日本国内

日本国内は関東、関西、四国の3つに居住経験があります。

これら地域は土地勘もあり、いずれも以下のような価値を感じています。

・幼少に住んだ経験でとても良いイメージがある

・旅行でいってもホッとしたり懐かしかったりする

・関西圏はいずれ1年ぐらいは住んでみたい(大人となったいまの目線であちこち開拓したい)

・カバーできていない地域である沖縄にプチ移住し沖縄離島から九州まで知り尽くしたい

・同様に、北海道ベースで道内や東北を知り尽くしたい

以上がFIREでの「好きな場所に住む自由」を得たら、ぜひ住みたいと思う場所です。

グローバル

子どもの頃は南米、サラリーマンになって北米、欧州に居住したり、東京から頻繁にアジア出張もあったので、かなり癖のある土地や文化に順応しました。大変でしたが・・。。

同様にグローバルでは、

・どの国も住んだ経験から良いイメージがある(南米は危険だったがまあ慣れた・・)

・旅行でいってもホッとしたり懐かしい(ホッとしても日本のように電車で居眠りはできないが)

・欧州圏にいた時はコロナで出歩けず、円の密度は薄いため、今後、改めて長期滞在したい

・居住してない東南アジアは改めてプチ移住して周辺国もカバーしたい

といった動機で「好きな場所に住む自由」を得たうえで国外生活&周辺旅行をして豊かな生活を送りたいと思っています。

好きな場所に住むために必要な考え方

FIRE後の生き方は、自分の好きな道を選択すればよいと思います。

住み慣れた場所で心穏やかに暮らすのも、生活圏を変えて楽しむのも、本人が望む生き方であればそれが一番です。

日本は食事も美味しく安全で、これほどのレベルで暮らせる場所は世界で他には見つかりません。

一方、多少いい加減で、思い通りにならないことが多い海外も、最初から「そんなものだ」と思えばなんとかなるものです。

刺激ある海外で暮らすのも楽しいですし、現地流で工夫して暮らせば、生活費も抑えられたりします。

海外生活を送りながら日本を見たり、日本の良さ再発見もできます。

ただ今の時代、若い人は転勤を望んでいないとか、夫婦共働きだと転勤先に揃って住むのが困難とかもある一方、「ワーケーション」といった生き方も出てきていますね。

選択肢が多いのは良いことです。

FIREでもワーケーションでも、好きな場所に住むというのは精神的にも楽ですし、引越しによって人間関係をリセットすることもできます。

終わりに

やはり「好きな場所に住む自由」は、ライフスタイルを豊かにする価値があり、とても良いものです。

これまで仕事上で「行け」と言われた場所に自分の意思なく赴任する主体性のない生き方でしたが、結果的にはどの場所も素晴らしかったです。

FIREをしたいまは「自分が自ら行き先を選べる」という自由があります。

ただ・・僕は当面、親孝行やお世話になった人に会ったりなど「今しかできないこと」を東京生活でやっているので、この「住む自由」はいずれ本格的に手掛けたいと考えています。

あちこち住むことで、その土地の良さを見つけたり、感謝したり、感動したりができ、それが心の豊かさという財産になると信じています。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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