FIREから1年半「何かが足りない」の危機と対処

2023-12-22

経済的自由・FIRE

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FIREをして1年半を経過した頃から「何かが足りない」という緩い危機感があります。

リタイア生活が不満だとか暇だとか、そういった問題ではありません。

生活の単調さゆえの「マンネリ感」であり、もっと変化や刺激が必要なのだと思います。

きっとこの感覚で「FIRE卒業」と、刺激を求めてサラリーマンに出戻る人もいるのでしょう。

ですが僕は「片道切符の完全リタイア」ゆえ、FIRE卒業という出戻りの選択はありません。

そこでマンネリを打破する刺激物として、3つほど、①達成感を補完する、②社会的使命を補完する、③創造性を補完する、を考えています。

今日はその内容を綴ります。

マンネリの原因と解決の方向性

まずマンネリの原因は変化や刺激のない生活の単調さです。

今の生活も、十分に旅行したり、出歩いたり、習い事や飲み会など、変化や刺激もゼロというわけではありません。

ただそれが規則的すぎたり想定内の変化や刺激では「単調」と感じてしまうのだと思います。

それゆえ解決は、旅行やら出歩くことの「物理的な活動量」を増やせば良い、という単純なものではありません。

「精神的な満足感」をどう高めるが大事で、3つほどアイデアを持っています。

解決1:達成感を補完する

もし、単調なリタイア生活を打ち破るような「達成感」を味わいたいのなら、その対極の「忍耐」という触れ幅も許容しライフワークを持つ方法もあります。

例えば、起業、クラウドファンディングでエンジェルとなる、など、どこかビジネスに関与した生き方です。

ですが問題は、そもそもこうした資本主義ルールが支配する世界から距離を置きたいとFIREしたわけですし、投資だって休止中です。

ましては達成感のためにわざわざ「仕事」へ時間を投じるのは、アーリーリタイアの賞味期限がまもなく切れる僕には、重すぎます。

解決2:社会的使命の補完

会社をリタイアして無くなった「社会的使命」を再び果たしたいと望んでいるなら、間接的ではありますが、いろいろと方法はあります。

例えば、SDGSなり貧困撲滅なり、社会的使命を掲げる会社の株式を取得し、そんな投資という行為で間接的に会社の活動を応援することです。

その結果、会社の社会的使命の達成に自分も貢献したことになります。

ですが問題は、そうしたお金を投じるという間接的なサポートで「自分が社会的使命を達成している」と納得できるかです。

やや疑問は残りますが、ありえない解でもないのかと。

解決3:創造性(クリエーティビティ)の充足

そうなると、僕がサラリーマン時代には縁がなかった「創造性(クリエーティビティー)の充足」をもっとすべきかもしれません。

よく世間でいう「原体験」とも言いますが、そんな自分の魂をゆさぶるような「体験」や「感動」を探究することです。

例えば、自分の100のリストに入っている例からいけば、

・著名な画家の作品となった場所に行ってその作者視点でみてみる

→ヨーロッパ系の画家(15世紀から近代まで)の作品の描いた場所に実際に行きインスピレーションを感じるとか・・。

・海外の博物館や図書館に保管されている「古い地図」を探究する

→昔の人々には世界は広く、地球だって丸いとは信じていないなか、伝聞や期待不安を反映した世界観が地図に反映されているのを時代を追ってみていく・・。

・まもなく失われる自然、建築物、自然現象など、今しか体験できない期限付きのものを見聞する

なんていうのとか、いろいろあるのですが、結局これは「旅行」や「カメラ」という趣味とセットに、知的好奇心から創造性を搔き立てるものごとかもしれません。

終わりに

まだ結論は出ていませんが、2024年をどう過ごすかの展望のなかで、この「何かが足りない」にも対策しなければいけません。

やっぱり資本主義ルールもかじりつつ・・・(つまり解決1や2)、あるいは目いっぱい研究系でいくか(解決3)とか、方向は定まらない状態です。

アーリーリタイア道を極め自分にとって居心地良いライフスタイル(理想郷)を創るなんて夢には、まだまだまだ時間もかかりそうです。


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自己紹介

2022年3末に完全リタイア。FIREの自由で創る”自分らしいセカンドライフ” としてFIRE-Driven Lifestyle Innovationをテーマに、日々の気づきや経験を発信して精神的に豊かなFIREを応援します。
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